
営業時間短縮要請中につき 大変使い勝手の悪いお店となっておりまして 申し訳ありません。
店主である私の胸中を綴らせていただきます。
お客様とは無関係のお話もありますが、お付き合いくださると幸いです。
感染拡大しているコロナ渦において時短要請は仕方ない事ですが、
お店の都合により通常営業に近い状況で営業する事が出来ずにお客様には何かとご迷惑をお掛けしている事は大変申し訳なく思っております。
食材や時間のロスを考えると
予約営業かつ提供する料理をある程度絞らなければいけない状況です。
金銭的な事も理由ですが、食材の廃棄はとても心が痛みます。
いろいろな人の手を渡って人の口に入るまでの最後のバトンが飲食店の仕事なんです。
そのバトンを渡せずに廃棄するのはお金とは関係なくとても残念です。
食材廃棄、人件費を考えると 今回は私のお店ではこのような営業形態を取ることが賢明だと判断しました。
スタッフに対しても 決まっていたシフトの変更で休んでもらったり 急なシフトインを頼んで迷惑をかけて申し訳なく思っております。
ありがたいことに
このような事態を理解してくれて 仕事を辞める事もなく通常営業が出来る日を待ってくれています。
せめて
働いてもらう時はいつもより贅沢な賄いを食べてもらいたいという気持ちでおります。
私は生活の為に仕事をしているのはもちろんですが、
お客さんをはじめ、スタッフや関わる業者さんなどのお役に立ち、
時に感謝して頂ける事が
生き甲斐と感じております。
人から大して褒められる事もなかった若い頃の私が 飲食のアルバイトでお客さんから褒められ、お店の人から頼りにされ、
とても嬉しかった事が私の飲食業の始まりでした。
今後もお店を続けられるよう、より繁盛させられるように地道にやっていきますので
現状のご不便をご理解いただけると助かります。
余談となりますが、現在 わたしは育児期間中ですので 子供がもう少し育つまでは
仕事と家庭の時間に少しメリハリをつけて生活して行こうと思っています。
店主 高橋